がんばれ公立高校!

野球

こんにちは。

ハッピーライフです。

3月18日から高校野球の選抜大会が始まりました。

みなさんのふるさとでは出場した高校があったでしょうか。

私の地元では1校が選出されました。

1県1校の夏の選手権とは違い、今ひとつ盛り上がりに欠けてる感はありますが、いよいよ野球シーズンの開幕ですね。

そんな甲子園の大会で私がいつも気になるのは、春でも夏でも、「公立高校が何校出場しているか?」と、いうことです。

この選抜では4校の公立高校が出場していますが、1回戦を勝ち抜いたのは徳島県の「阿南光高校」と、三重県の「宇治山田商業高校」の2校。

25日に「阿南光高校」が2回戦を突破し準々決勝へ。

27日には「宇治山田商業」が準々決勝進出を目指し「中央学院(千葉)」と対戦します。

公立校2校のベスト8進出に期待がかかります。

なぜ私が公立校を応援しているのかというと、自身や息子たちが公立高校の野球部だったこともありますが、強豪私学と言われるの学校のスカウト活動に疑問を持っているからです。

県外の身体能力に恵まれた子どもたちを大量に入学させ、県代表となっても地元の子どもがほとんどいません。

また、入学後の選手起用や中学校時代のクラブチームの監督と高校の監督との関係を知れば知るほど、その考え方に嫌気がさしてきます。

もちろんすべての強豪私学がそうだ、と、いうことではありません。

そういう学校が多いということです。



次に、友達の息子が県内の強豪私学で野球をやっていたころの話をちょっとだけ書きたいと思います。

ありえない選手の起用法や内情を教えてくれました。

野球には9つのポジションがあります。

ところが、私の友人の息子が進学した私立高校では「うちにはポジションが8つしかない」と、いうのです。

「どういうこっちゃ!?」と、聞くと、ひとつはすでにA選手で決まっている」と、言いました。

このA選手は「○○県からすごい選手が入ってきた」と、入学当時から言われていた選手で、入学が決まっていた他県の強豪私学から○○高校に強引に入学させたという噂が広がりました。

決まっていた高校は誰もが知る有名校で、それを断ってまでわが故郷の高校に来るには理由「条件」があったいいます。

A選手の入学条件。

それは、「レギュラーの保障」でした。

ピッチャーで入学したA選手。

エースを目指すも結果が出ず2年の秋は県予選敗退。

3年春はファーストを守り4番を打ちますが結果は出ません。

友人曰はく、投げる方も打つ方も期待していた結果はでていなかったそうです。

この選手に変わる選手は何人もいたそうですが、A選手に変わる選手は一人もでてきませんでした。

そして最後の夏の選手権。

チームは甲子園に出場し、A選手の姿も甲子園にありました。

県大会から結果が出なかったA選手。

出続けるのもつらいかもしれませんが、実力がありながら出られない選手もつらいですよね。

甲子園の大会前、私は友人に聞いてみました。

「A選手、なんで4番?B君の方がよくないか?」と。

「Aはレギュラーで使う約束で入ってきてるから仕方ないんだ」と、教えてくれました。

どんなに打てなくても、どんなに打たれても、どんなにミスをしても、必ず試合に出ているそんな状態だったようです。

しかし甲子園でのA選手の打順は4番ではありませんでした。

さすがに監督も勝利を優先したのかもしれません。

また、実力がほぼ同じ選手のどちらか一人を選ばなければならないようなときは、親の部に対する貢献度が重要になってくるとのことでした。

あまり詳しく書くことはできませんが、聞いた話によると、グランドの設備を充実させるためのお金を出す保護者がいたり、選手が移動するときのバスの運転を請け負った保護者もいたそうです。

そんな保護者の子どもたちがベンチに入っているということでした。

そんな話を聞いて、ますます私の公立高校推しは強くなりました。

私の友人の息子さんは甲子園に出場しましたが、友人は「あの学校はお勧めしません!」と、キッパリと言い切っていましたね。

数年前はまだ半数ほど地元の選手がベンチ入りしていましたが、県内出身者の比率は徐々に減っていき、今ではどこの代表なの?って感じです。


選抜での公立校の優勝は第81回、2009年の清峰高校以来ありません。

残っている阿南南、宇治山田商業の活躍に期待しましょう!

それではまた。

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