こんにちは。
ハッピーライフです。
毎日熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。
そんな大会の最中、広島県の広陵高校が今年1月に起きた1年生部員へのイジメがSNSで拡散され出場を辞退しました。
数日前から大きなニュースになっているので皆さん概要は承知していると思いますが、私は「またか・・・」そんな思いになりました。
野球部に限らず大所帯の部活動においては「イジメ」はなくなりません。
それは強豪私学であっても公立でも同じです。
ただ件数において私学の方が、それも寮生活を行う学校に多く発生しています。
私も高校野球をしていましたが、まぁ酷かった・・・先輩から後輩への理不尽な要求。
時に「シメ」と、言われる暴力。
私の同級生2人も先輩からのキツイ指導に耐え切れず1年の夏休み前に辞めていきました。
今回の広陵高校の件はSNSが発達したために起きた事例です。
学校に言っても納得のいかない保護者が事の経緯を発信したことがきっかけでした。
この件について学校では、「SNSでの誹謗中傷、在校生や学校関係者への嫌がらせ、学校への爆破予告等の危険から生徒の身を守るため」と、会見しましたが、この件の根本を全く無視した内容でした。
今回の件がなぜこれだけ注目され、学校や広島県高野連の対応が世間から認められなかったのか?
答えは単純です。
イジメをした4人の部員が県予選、甲子園に出場しているからです。
イジメられた部員は転校までしているのに、イジメた側がなぜ広陵野球部に居続けられるのか理解ができません。
また高校野球では、転校すると1年間は試合に出場することができないのです。
イジメた側は「1か月の対外試合出場禁止」のペナルティは受けましたが、その後は試合に出続け甲子園出場を果たしました。
この現実、被害者家族が受け入れられると思いますか?
私がこの被害者家族と同じ境遇ならばどう考えても容認できません。
この件で、監督、学校がとるべき対応は、加害者の部員を「公式戦には出場できない、させない」と、いうことだったのです。
そうであれば、被害者家族もSNSに真相を投稿しなかったかもしれません。
そんな被害者家族の心理を理解できない監督、世間は「名将」と、言われているそうですよ。
監督、コーチ、寮母、すべて身内だそうで、今、そういう運営って多いですよね。
うちの県の代表も監督とコーチは確か親子ですね。
高校野球って儲かるんでしょうね、きっと・・・
この件、出場辞退をした日こそ大きなニュースとして扱われましたが、5日たった今、大手メディアではほとんど取り扱わなくなりました。
朝日新聞、NHK、他スポンサー、高野連・・・都合が悪いんでしょうか。
猛暑での開催や部員不足、そしてイジメやパワハラ問題。
高校野球は改革の時期にきているのですが、成し遂げるにためには世間の後押しと、それを納得させるメディアの報道がとても重要です。
そのメディアが沈黙していては、改革など全く期待できません。
10年後の高校野球、完全にオワコンになってしまいますよ。
それではまた!



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