盛り上がるクライマックスシリーズの裏で考えること

野球

プロ野球は10月16日からクライマックスシリーズが行われています。

18日からはいよいよファイナルステージがスタート。

ファーストステージはセ・パとも好ゲームが続きましたね。

特にロッテの大逆転は鳥肌ものでした。

私はロッテファンですが、10回表に3点取られた時には「あ~こりゃダメだ」と、諦めていましたが、まさかあそこでホームランが出るとは・・・

「勝負は下駄を履くまでわからない」とは、まさにこのことを言うのでしょう。

そんなクライマックスシリーズですが、私は今年のセ・パ両リーグの順位表を見て、あることを考えていました。

それは、今年に限ってはクライマックスシリーズを開催しなくてもよいのではないかと、いうことです。

いきなりクライマックスシリーズ否定をしたような感じになってしまいましたが、「廃止する」ということではありません。

私が今年のクライマックスの開催に首をかしげるのは、優勝した2チームと他球団との差があり過ぎることです。

ゲーム差にしてなんと、15.5ゲームも離れています。

首位と2位が15.5ゲーム差ってちょっと記憶がありません。

つまり、今年はセ・パとも「1強5弱」のシーズンだったのです。

それだけ強いのであれば、この2チームでそのまま日本シリーズを戦ってもよいのではないでしょうか。

優勝チームを讃えよう

そこで提案。

クライマックスシリーズは、「首位と2位のチームとのゲーム差に応じて開催する」と、いうのはどうでしょうか?

例えば、最終ゲーム差が8ゲームだから開催しない。

3.5ゲーム差だから開催する、というふうに。

そうなると、目安となるゲーム差を決めないといけませんが、そのゲーム差は私の中では「5ゲーム」です。

5ゲーム以内ならクライマックスシリーズを開催し、それ以上ならリーグ優勝チームがそのまま日本シリーズ出場となります。

また、開催した場合のレギュレーションにも変更を加えたいところです。

最大で5試合行い2位チームは全勝が条件

1試合でも負けたらそこで終了

優勝チームの1勝のアドバンテージはありません。

また、3位チームの出場はなし、というのが私の提案です。

「厳しすぎるだろ‼」と、言われそうですが、私はペナントレースの優勝をもっとリスペクトしてほしいと思うのです。

長いシーズンを制するのはとてもたいへんです。

せっかく優勝したのに、わずか5日間の試合に負け越しただけで1年間の成果がなくなってしまうのはいかがなものでしょうか。

僅差の優勝であればわからないでもないですが、今年のような差が出た時には日本シリーズの出場権を与えてほしいと思います。

消化試合の解消を目的に始まったクライマックスシリーズですが、5ゲーム以内で日本シリーズ出場のチャンスがあると思えば消化試合をするチームはないと思うのですが。

クライマックスシリーズが導入されて22年、一度レギュレーションを見直してみてはいかがでしょうか。

ちなみに・・・

これまでにリーグ3位から日本シリーズに出場したのは1回だけ。

2位からの出場は3回あるそうです。



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