こんにちは。
ハッピーライフです。
道の駅と「ハシビロコウ」の後編です。
朝7時半に家を出発。
途中、道の駅数軒に寄りながらようやく到着しました。
掛川花鳥園!
文字通り、花と鳥が楽しめる施設です。
鳥と言っても身近でよく見る鳥ではなく、フクロウ、オウム、インコ、オオハシ、トキ、ペリカン、ハクチョウ、そして「ハシビロコウ」など、アフリカや南米の鳥が飼育展示されています。
鳥オンリー!っていうのはお初なので、そんな感じか楽しみですね。
まずは、入り口でチケットを購入。
大人(中学生以上)は1,500円ですが、100円引きクーポンを使って1,400円で購入しました。
ガイドマップを取り、入ってすぐ右側の「フクロウ」の展示スペースへ。
見たことのない大型のフクロウが、「じーっと」まばたきひとつせず、木に止まっています。
夕方からよるにかけて活発に動き出すそうなので、ほとんどのフクロウが写真のような状態でした。
白いフクロウ、ちょっとイケメンのふくろう、お面をつけているようなフクロウ、日本の野鳥のような小さなフクロウ。
15種類ほどいましたが、すべてのふくろうが全く動かずじっとしています。
ただ、カメラのレンズを向けると首をゆっくり回し、カメラから視線をそらすふくろうが数羽いました。
飼育員の方に聞くと、「フクロウは神経質なのでよくある行動です」と、教えてくれました。
そんなフクロウを見て気付いたことがあります。
それは、見ている人の顔がみんな笑顔になっていること。
私もそうでした。
ただじっとしているだけの鳥を見て笑ってるのです。
まん丸の目、そしてあのフォルム、まるでぬいぐるみを木に乗せているようです。
フクロウのコーナーを過ぎて次は花の展示スペースへ。
花の名前は全然詳しくない私ですが、大きなハウスの天井一面に咲く花は圧巻でした。
フクロウの展示場に入った時はさほど大きい施設と思いませんでしたが、花の展示場に入った時、掛川花鳥園の大きさを認識しました。
このスペースだけで奥行きが30m~40mほどあったかもしれません。
あくまでも感覚的ですが、とにかく広い!
フリースペースは餌やり場
フードカフェハナハナを抜け、サギ、オオハシ、トキがいるフリースペースへ。
ここでは鳥たちに餌をあげることができます。
100円の餌を買って私も挑戦。
くちばしが長いので最初はかなり緊張します。
「痛いのか?」
「刺されるのか?」 それはないか・・・
本来、餌は床に置いて与えるそうですが、私は掌に乗せてしまったので、その瞬間「わ~っと」寄ってきてつつかれます。
まるで池の鯉状態。
くちばしが時々掌にあたりますが、痛くはありません。
ん~でも、あまりいい感触ではないかな・・・
餌も尽きたので、次はどこへ・・・と、周りを見渡すと、フリースペースからお客さんがいなくなっていることに気が付きました。
「あれ?みんなどこ行ったの?」
どうやら午後3時からの「バードショー」に向かったようです。
「鳥って芸ができるのか?」
ちょっと興味がありますよね。
会場には20組ほどのお客さんが座っていました。
座席の半分くらいは埋まっていて、土日だったら座れない人たちもいるかもしれませんね。
スタッフのお姉さんが飼育されている鳥たちの説明をしてショーが始まります。
上の写真はリースの中を右から左へくぐりぬける芸です。
見事成功!
芸自体はあっという間でした。
大人には成功の理由が分かりますが、小学生くらいの子供たちには楽しいショーだと思います。
バードショーは20分ほどで終了。
次は大きな池のあるスペースに向かいます。
ここには熱帯魚やインコが飼育されていました。
「ピラルクー」がいるとのことですが見つかりませんでした。
結構ガチで探したんだけど・・・
大量のインコを横目に見ながら、いよいよ本日のお目当て!「ハシビロコウ」のいるハウスへ!
「あれ?どこ?・・・出てきてないのかな?」
入ってすぐはどこにいるのか分かりませんでした。
もう一度ゆっくり全体を見回すと、右上にある自分の寝床の屋根にあたるところに悠然と立っていました。
「お~これがハシビロコウか~」
存在感あり過ぎですね。
体長(身長)約130cm。
名前は「ふたば」チャン。(メス)
全国に12羽いるうちの1羽がここ掛川花鳥園で飼育されています。
動かない鳥が動いた?
ハシビロコウは「動かない鳥」として話題になりました。
何時間も動かないのか、と思っていましたが、突然頭を下げ、羽を広げはじめました。
「おおー動いてんじゃん!」
予想外の動きに焦りました。
調べてみると、動かないのは好物の魚を捕る時だけのようです。
その後もハシビロコウは首を動かしたり、羽を広げたり、結構動いてくれました。
とはいえ、立っている場所から飛んだり歩いたりすることはなく、来た時と同じところに留まっていました。
ハシビロコウは私たち人間に好意的らしく、カメラを向けるとゆっくりとこちらに頭を振ってくれました。
フクロウとは大違いですね。
凛々しさの中にも愛嬌がある顔です。
今回は見られませんでしたが、クラッタリングと言って、くちばしでガタガタと音を出すことがあるそうです。
ハシビロコウの展示場には15分くらいいたでしょうか。
時間は4時を過ぎそろそろ閉園の時間。
ハウスを出ることにしました。
帰りは先ほどのイベント会場を通りますが、そこで貴重な場面に遭遇しました。
それはフクロウの食事です。
飼育員さんが腕にフクロウをの乗せ、餌をピンセットで与えていました。
そこで聞いてみました。
「何を食べるんですか?」
フクロウなどの猛禽類は基本肉食です。
野生のフクロウは、ネズミ、ヘビ、モグラ、カエル、昆虫などを食べるそうですが、目の前のフクロウに与えていたのはそんな姿のものではありません。
食べているのは「●●●の足」だとのこと・・・
「なるほど・・・」と、言ったあとの言葉にちょっと詰まります。
おそらく餌用に養殖されている●●●だと思います。
お土産を買って掛川花鳥園をあとにします。
人気のお土産はやっぱり「ハシビロコウ」のぬいぐるみでしょうか、持っている人を何人か見かけました。
私はお酒を飲むのでこちらのタンブラーを買いました。
すべての鳥を見学するにはどのくらいかかる?
今回は滞在時間が2時間ほどしかなかったので、ハシビロコウ等がいる屋内展示場しか見学できませんでした。
掛川花鳥園には屋外にも展示場やショースペースがあり、ペリカン、ハクチョウ、ワシなどの大型の鳥が展示されています。
園内すべてを見学するなら、お昼ごろには入園しないと難しいかもしれません。
時間にすると4時間から5時間は必要ですね。
さすがに2時間では足りませんでした。
さて、長々と「掛川花鳥園」ついて書いてきましたが、子供さんがいるファミリーには冬休みの旅行に組み入れてみてはいかがでしょうか。
屋内スペースもあって冬でも安心して見学できると思いますよ。
そして、私のような大人は、ぜひ平日の込み合ってないときに行ってみてください。
大人の旅行はゆったり行きたいですからね。
丸いフォルムのフクロウたちに癒されますよ。
今回は道の駅巡りと掛川花鳥園のおはなしでした。
それではまた。
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