続 日本のお米が無くなる日

生活

こんにちは。

ハッピーライフです。

このところずっと政治の話題が続いたので、今日は10月30日の「日本のお米が無くなる日」の″続編″を投稿します。→10月30日の投稿はこちらです

YAHOOニュースに「新米の値段が過去最高値になった」と、いう記事がでていました。

品薄が原因だそうです。

品薄?

品薄と聞けば不作だったのかな?と、思いますが今年の作況指数は101。

平年並みの収穫量でした。

「予定した量は獲れた」と、いうことになります。

それでも品薄というなら、政府が計画していた収穫量を見誤った、と、いうことになります。

じゃ来年はもっと作ればいいんじゃない?と、言いますが、そんなに簡単に収穫量は増やせないのです。

なぜ増やせないのか?

それは「減反政策」があるからです。

減反は米の価格を下落させない、安定させるための政策です。

「たくさん作ると米があまって価格が下がるよ」と、言われれば作る人はいませんよね。

減反分は推奨作物を転作することで国から補助金がもらえるので、米農家も無理にお米を作る必要がありません。

米が足りなければ「パンや麺類を食べればいい」と、言う意見もありますが、最近の健康志向も相まって、小麦を減らす人が増えています。

国産小麦は大丈夫だと言われますが、市販されているパンやパスタなどの麺類に使われている輸入小麦は生活習慣病の原因ではないかとも言われています。※すべてではありません

今後ますます小麦離れは続くと思われますが、そうなれば米の需要は自然と増えてきます。

今後、減反の必要がなくなってたくさん米を作る環境ができても、今度は肝心の作り手がいません。

農家さんの平均年齢がいくつか知っていますか?

68歳です。

私の年齢(50代半ば)ではまだ若手です。

これは米農家だけではなくすべての作物を対象とした平均年齢ですが、米農家もたいした差はないと思います。

さらに深刻なのは後継者がいないことです。

収量を増やしたくても、減反なんてしなくていいからどんどん作って!と、言われても作る人がいないのです。

今の米事情を作ったのは減反政策を50年も続けてきた日本の政府なのです。

自国の食糧事情を自国の政府が苦しめるとはなんと情けないことでしょうか。

米の収穫量は年々減っていき、店頭で買えなくなる日がもうすぐ訪れます。

先日も米の盗難がニュースになっていましたね。

ここで何か対策を打たないと本当に日本から米が無くなります。

供給が足りないのならどんどん生産量を増やし、余るというなら輸出することも考えたらどうでしょうか。

米の価格が上がれば若い後継者も出てくるはずです。

世界に誇れる日本の美味しいお米をみんなで守りましょう。

それでは!





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