11月21日から世界野球プレミア12のスーパーラウンドが始まりました。
初戦のアメリカ戦を私も見ていましたが、6対1になったところで「今日は勝ちかな?」と、思いテレビの電源を落としました。
その後も小園選手が2本目のホームランを放ち9対1の完勝でした。
さて、この試合、見ていてとても気になったことがありました。
それは・・・
客席に空席が目立つことです。
代表チームの試合でこれだけの空席ってちょっと珍しいのではないでしょうか。
特に3塁側と外野2階席の空席が目立ちます。
「相手のベンチ側だから」という人もいますが、日本でアメリカを応援する人はほとんどいないので、注目の大会では1塁側3塁側なんて関係ありません。
なぜだと思います?
知り合いも同じことを感じていたようで、その理由を「チケットが高いからではないか?」と、話していました。
そこで、この大会のチケットの料金を調べてみました。
上は東京ドームで行われるスーパーラウンドのチケット料金の一覧です。
プロ野球のレギュラーシーズンよりは高く設定されていますが、高すぎて手が出ないというほどではありません。
「最安値が外野指定席の3,300円」というのは国際試合のチケットとしては安い方ではないでしょうか。
私はチケット代の影響はないと考えます。
では、なぜこんなに空席が目立つのでしょう。
アメリカは日本でいうファーム(2軍)の選手が試合をしている
一昨日のアメリカ戦。
試合をしている選手は聞いたことのない選手ばかりです。
調べるてみると、元メジャーはいるものの、現メジャーの選手は一人もおらず、3Aや2A、メキシコリーグなどに所属する選手が中心でした。
アメリカ以外のチーム(ベネズエラ、キューバ、プエルトリコ、台湾、韓国等)を調べてみても、やはりメジャーの選手はいませんでした。
つまり、日本でいうところのファーム、2軍の選手ということになります。
そこへきて我らが日本代表。
すべて1軍の選手が出場しています。
相手がマイナー選手を出してくるなら、日本代表も2軍(ファーム)でもよいのでは?と、思うのですが・・・
現在の日本の野球のランキングは世界1位です。
相手がファームの選手ということであれば、ここまでの連勝は当たり前と言ってよいでしょう。
プレミア12はそんな大会なのです。
相手が超一流の選手じゃなければ見ているこちらにも緊張感が伝わってきませんよね。
私もこの大会を9回まで見たことはありません。
テレビでは権威ある大会のように見繕って放送しますが、ファンはわかってるんですよね。
この大会の位置づけがWBCに遠く及ばないことを。
空席が目立つのはそのためではないでしょうか。
このままいけば決勝戦に進出するのは間違いないと思いますが、決勝戦でどのくらい観客が入るか注目ですね、
プレミア12は必要な大会か?
私個人の意見としては、プレミア12は要らないんじゃないかと、思います。
野球にはWBCがあります。
サッカーにはワールドカップがあります。
ほかの協議にはオリンピックがありますよね。
いずれも4年一度の開催です。
国際試合が毎年あっても出場する選手が2軍の選手では盛り上がるはずがありません。
今大会後に次回改正の是非を検討してもよいのではと思います。
それでは。
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